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吉永小百合 考

 「母べえ」が、先日テレビで放映されていました。撮影場所が川口スキップシティということもあって興味はあったのですが今まで観ずじまいでしたので、今回は観てみました。

 しかし、不覚にも途中で寝てしまったのですね。原因は、“あんまり面白くなかったから”。ああいう優等生映画は元々苦手なのですが、特にこの映画は、山田洋次の演出と脚本がわざとらしくて、しかも、主演の吉永小百合の演技がくさかった。

 吉永小百合って御年65歳、この映画の撮影時でも62歳くらいでしょう。若いですね。佐藤未来のお母さん役が、不自然に見えないのですから。しかも、十朱幸代みたいに人工的で不自然な若々しさじゃない。ナチュラルにきれい、凄いことです。

 ですが、女優“吉永小百合”となると、演技者としての魅力は殆ど感じません。はっきり言って“大根”。間の取り方なのか、台詞の言い回しなのか。彼女に出演している映画で、感動した経験ってないかもしれません。

 演技派女優ではない。これが、佐久間良子とか、若尾文子とか、十朱幸代とかと決定的に違うところ。

 演技派には程遠い、大根役者。なんだけれども、年齢を重ねてもあんなに美しい。ナレーションやったり、対談番組に出ている時の吉永小百合は、それはそれは魅力的です。吉永小百合が宣伝しているから、液晶テレビをAQUOSにしちゃった人って結構多いんじゃないのかな。

 吉永小百合とは、吉永小百合という孤高の存在であって、他のどのジャンルにも分類されない人。演技派でないところが、逆に数多の女優の中で埋没せずに光り続ける1等星でいつづけられることの理由なのかもしれません。

 大根だなんて書くと、全国1千万人(少々オーバーか!)の“サユリスト”達から、ブーイングの嵐を食らうかも。

 しかしここまで書いておいて何ではございますが、私も“エセサユリスト”とでも申しましょうか、熱狂的なファンとまではいかないまでも、かなり“吉永小百合”さんのことは好きです。熟女系大好き人間の私ですから、吉永小百合さんを生でお目にかかった日にゃぁ~、かなりの感動的な体験となることでしょう。

 孤高の人“吉永小百合”。永久に美しくあれ。

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