我が国のナショナルフラッグシップキャリア、日本航空が会社更生法を申請しました。これから企業再生支援機構による、日航の再生が始まります。それには、大胆なリストラも含まれます。また大規模な債務放棄や債券カットを実施、支援機構自身も3,000億円程度を出資し債務超過を解消する予定だそうです。
これで3年後の黒字化を目指すのだそうですが、巨額の公的資金、つまりは税金が投入されるわけです。日航自体に、国がナショナルフラッグを潰すわけがないという甘えもあったのでしょう。そんな状況下で、国民的理解を得ていると言えるのでしょうか。
渡辺謙主演・山崎豊子原作の「沈まぬ太陽」という映画が、数ヶ月前に封切られました。地方によっては、まだ上映しているところも多いのではないでしょうか。御巣鷹山事故から始まる、とっても重たい映画です。
この映画で渡辺謙演じる恩地元は、実在の日航の労組委員長・小倉寛太郎氏がモデルになっています。会社と労組の熾烈な闘争の裏面史を描いた映画ですが、どちらかと言えば、日航という会社の官僚的体質と上層部の腐敗が印象に残ります。
そんな「沈まぬ太陽」の封切りが、日航の会社更生法申請の数カ月前というのは、あまりにもタイミングが良すぎやしませんか。こんなどうしようもない会社だから、更生法申請も已む無しという、世論の誘導を図ったような印象。角川歴彦に国から何らかのリードがあったのか。それとも、角川が国の方針を読み切ってのことか。国策映画とでも言っていいような雰囲気です。
あまりのグッドタイミングに、勘繰りたくもなってしまいます。
通りすがり 2010年01月20日(水)19時41分 編集・削除
正確にはナショナル・フラッグ・キャリアと言うようですね!それは良いとして、このブログは更新回数と比較してコメントの数が少なすぎます!
他人に興味を持たれないブログって一体?…。(byキートン山田)