富田商店オリジナルのカラーサンプル集の様な物を作りたいと考えておりまして、そのコンサル的な事を月灯りの会の笠松さんから紹介されましたO氏にお願いできないかと、昨日O氏と打ち合わせを行いました。
このO氏ですが、アートディレクター・デザイナーとしては日本でもトップレベルの方です。ブランドでは、Dヒルとか、Dオール(マンマじゃん)とか、Cティエとか。百貨店では、T島屋とかI丹とかの広告やパンフレットなどのプロデュースを、アートディレクター或いはデザイナーとして携わってこられた方。広告業界での数々の賞も、受賞なされているようです。
そんな大物が、当社の様な社員50名足らずの中小企業のオファーを受けてくれるのかと、心ならずも自虐的な卑下した考えを持ってしまいます。
そんな心持で臨んだ打ち合わせでしたので、私としても随分とO氏に対して構えていました。少しでも、舐められないようにと。ちょっとでも、見栄え良くいようと。しかし、あまり不自然にならないように、自然体を心掛けていようと。会議室にワックス掛けまでしたのが、何よりの証拠です。
お会いする前は、それこそDヒルのスーツに身を包み、ジャガーの2シーターかなんかを乗りこなし、舶来の腕時計をして、ジャラジャラと高そうなブレスレットを嵌めている。そんなイメージを勝手に持っていました。
ところがぎっちょんちょん。現れたのは、ポロシャツに、ジーンズ姿の、かなりフランクないでたちの(それはそれでクリエイターっぽい、こなれた業界の方といった雰囲気でした。それはそうですよね、今どきのクリエイティブ関係のお仕事をされる方が、Dヒルのダブルのスーツなんか着てきませんよね。半世紀以上も前のイメージでした)、とっても親しみやすい、フレンドリーな方でした。
色々とお話をさせて頂きましたが、O氏が話されることは普段私が接することのない業界のエピソードばかりなので、非常に興味深く聞きいってしまいました。
やはり自身の才能を頼りに活躍されている方は、出ているオーラが違います。こちらまで、元気が湧いてくるようです。
で、肝心のカラーサンプル集ですが、やはり創る側の思い入れが強くないと良いものはできないんだという事を、はっきりと気づかせてもらいました。当初私は、著作権フリーの写真を使おうかなんてコスイ考えを持っていたのですが、やっぱりそんなんじゃ駄目ってことなんです。
手間・ヒマ掛けて、労力を惜しまない気持ちの入ったものでないと、相手に伝わらないのですね。
O氏も言っていました、「今回の仕事に乗れるか乗れないかは、どれだけクリエイティブなのかによります」って。
うーん、眼から鱗を落とさせて貰った気分です。O氏に巡り会えたことを、笠松さんに感謝しなくてはいけません。
心を入れ替えて、相手に伝わるいいものに仕上げていきたいと思っています。ハンパはやめましょう。Oさん、よろしくお願いいたします。
