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一言の怖さ

 希望の党の小池代表が、代表を辞任するそうです。選挙前の、「排除します」というニュース映像を見ると、その時の小池さんは余裕綽々、目にも力強さがあって自身が漲っていました。晴れ晴れとした表情でした。それこそ、希望に満ち溢れていました。

 それが、「排除します」というたった一言で、情勢が一気に変わってしまった。希望の党へのアゲインストの強風が吹きまくる、トリガーとなってしまいました。

 「排除」発言時の小池さんと、敗戦の弁を述べる小池さんを比べると、使用前使用後感はハンパありません。選挙で負けて疲れ切って、ボロキレのようになってしまいました。

 政治家は言葉で勝負するものですが、その言葉の勝負に負けてしまったのです。今回ほど分かりやすいシチュエーションも、なかったのではないでしょうか。

 「排除」の一言は、大きく言えば日本を変えた一言でした。あの発言がなくて、希望の党が突っ走って、衆議院の過半数を獲得なんてことになっていたら、希望の党内閣が誕生していたはずです。もちろん安倍総理は、トランプさんとゴルフはできませんでした。

 小池さんも、失言の怖さ、たった一言の恐ろしさを、嫌と言うほど味わったことでしょう。

 「排除します」というニュース映像を見る度に、一言の怖さ恐ろしさを感じます。私も、気を付けなくては。

桑田佳祐・がらくたライブ

 “桑田佳祐・がらくたライブツアーIN東京ドーム”へ、家族4人で行ってきました。サザンオールスターズはファンの年齢層が広いので、家族で楽しめるから良いですね。私達のようなファミリーできているグループも、たくさんいました。

 念願の、初桑田ライブでした。サザンオールスターズも含め、桑田佳祐のライブには行ったことがなかったのです。ライブに行きたいが為にファンクラブに入会してから苦節2年、やっとチケットが当たりました。しかも、アリーナでした。席は抽選ですから、ついていました。

 桑田のライブは、ロックミュージシャンのライブというより、完成されたエンターテイメントです。アンコールも含め、全てが完璧に仕上がっている。ハプニング的な要素も、それさえもプログラミングされているかのような寸分の狂いもないライブ。上質の音楽体験イベントです。

 とっても、楽しい。絶対に、また行きたい。今度は、サザンオールスターズを、ライブで見てみたい。来年は、サザンオールスターズのツアーをしてくれるでしょう。そうしたら、またせっせこネットで申し込みます。当選するように、念を込めながらね。

 欲を言うなら、サザンオールスターズの時は、アンコール曲はその場で決めるくらいの何が起こるのか分からない、ドキドキ感が欲しいかな。

 桑田佳祐は61歳。元気ですね。私も、見習わなくては。桑田に、けつを叩かれたように思います。元気をもらいました。そういった意味でも、行って良かったライブでした。

遺影のオヤジ

 オヤジが亡くなったのは長女が生まれる3か月前の平成7年の3月ですから、もう22年と半年経ったことになります。早いものです。

 お袋も昭和16年1月生まれですから、あと2か月で77歳になります。現在実家に一人暮らしなので、私が基本週に2日実家に帰ることにしています。健全な、二重生活です。

 お袋も歳なので、そろそろ同居をすることとしました。お袋が住んでいる実家を売り、私達家族が住んでいるマンションを売り、川口駅のそばに土地を購入し、家を建てることとしたのです。53歳の一大決心です。

 実家に帰った時は、仏壇のオヤジに手を合わせます。仏壇には日蓮上人の木像と、オヤジの位牌、そして遺影が置かれています。

 仏壇に線香を手向け、手を合わせ、りんを鳴らした後、オヤジの遺影を見ます。心に疚しい事がある時や、何か後ろめたい時は、オヤジの目が怒っているように見えます。昔のように、叱られている気分になるのです。

 でも、清々しい気分の時や、物事を成し遂げた時や、頑張っている時には、遺影のオヤジは、温かく見守ってくれているように見えます。優しい目に見えるのです。励ましてくれているような。

 これは、私の自分勝手な思い込みです。写真は同じなのですから、遺影のオヤジの表情が変わるわけはありません。でも、なぜが遺影のオヤジは全てをお見通し、見透かされているように思えてなりません。

 今回、実家を売却します。オヤジが建てた家ですから、あの世のオヤジはどんな風に思っているのでしょう。お袋との同居には、もちろん賛成してくれると思います。でも、オヤジが丹精込めて建てた家です。それを売ってしまうのですから、私としても大変複雑な想いはあります。

 幸いにも、隣の方が家を購入してくれることとなりました。実家の周りの地主さんなので、こちらとしても一番有難い買主さんです。

 その方は、実家は解体せずにそのまま使ってくれるようです。壊さずに済みそうだということは、私としてもなんとかオヤジに顔向けができそうです。

 来年の1月着工です。あの世のオヤジも納得してくれるような、良い家を建てたいですね。

溶けるガム

 ガムを噛みながら熱いお茶やコーヒーを飲むと、ガムが溶けてしまいます。

 いつの間にか、口の中で消えてなくなっています。

 ただそれだけのこと。

お燗の作法

 私、日本酒をお燗して徳利とお猪口で呑む時は、背筋を伸ばして姿勢を良くして呑みます。燗酒と言っても、温燗が好きなのですが。その他のお酒、例えば同じ日本酒でも冷酒をグラスで呑む時には、特に姿勢は意識しません。猫背であったり、肘掛けに凭れ掛かっていたり。ワインやウィスキーや、ましてやビールであったりすれば、尚更姿勢なんて全く意識しません。

 でも、なぜかしら燗酒の時だけは、背筋を伸ばさないといけないような気がするのです。徳利を左手にお猪口を右手に持って、ピンと背筋を伸ばし真正面を見据えながら、やや顔を前に傾けお猪口を口に近づけ、お酒を口内に少しずつ流し込んでいく。

 私の中での決め事。私だけの、お燗を呑む時の作法なのです。その方が、旨く酒が嗜める気がするのですね。

ブレードランナー2049

 “ブレードランナー2049”、長ぇ~、2時間40分は長すぎる。2時間ちょうどくらいに纏めれば、もう少し締まってまともな映画になったのかも。

 映画全体のテイストは、1982年の前作“ブレードランナー”そっくりです。リドリー・スコットへのオマージュ、ブレードランナーへのリスペクト作品とでも言いますか。

 しかし、入り込めなかったなぁ~。筋がイマイチよく分からないし、“なんでぇ~”というところが、何か所かあったし。

 特にKがデッカードと共に襲われたシーンでは、なんでKは見逃されたのかなんて(少々ネタバレ)。

 なんで藤井フミヤは、これで泣けるのだろう。どこで、泣いたのでしょう。どこが、いいのだろう。

 期待値が高過ぎた分、ガッカリ度も大きかった。駄作とまでは言いませんが、前作とは比べたらリドリー・スコットに失礼です。

 唯一、ジョイ役のアナ・デ・アルマスが素敵でした。もろ、タイプです。残念ながら、それだけの映画でした。

白鼻毛

 ここ数年、鼻毛の白髪が目立ちます。鼻毛ですから、白鼻毛ですか。鼻毛ですから他人からは分からないのですが、鼻毛を抜くと半分くらいは白くなっています。つくづく老いを感じます。


 頭の方は、幸いにも白髪も少なく薄くもなってきていません。ですが、鼻毛は本数はたくさんあるのですが、白い毛は明らかに増えてきているのです。


 不思議ですね。毛髪と鼻毛は、司るホルモンが違うのでしょうか。因みに下の毛は、真っ黒です。


 まあ、どうでも良いことですが。

宝塚大劇場

 宝塚大劇場に、行って来ました。日比谷のではなくて、本場兵庫県宝塚市の宝塚大劇場です。

 宝塚歌劇団は、地元のリリア大ホールでは観劇したことはあるのですが、宝塚劇場で観るのは初めての体験でした。

 台風接近による大雨にも拘わらず、客席は満員。意外と、男性が多かったように思います。川口のホールでは、ほぼ9割が女性といったところでしたが、宝塚大劇場では、男性が3割程度はいたでしょうか。

 私を含めた男性の9割は、いわゆるオジサン。そのオジサンたちは、エンターテイメントを楽しみに来たのではなくて、観光ツアーの行程の一つとして寄ったという感じです。まあ、私もそのうちの一人なのですが。

 第1部がミュージカル、第2部はレビューという構成です。1部のミュージカルも良かったのですが、やはり2部のレビューショーが、これぞ宝塚という感じで堪能致しました。

 大きな羽を背中につけて大階段を下りてくる様は、夢に出てきそうなほどに目に焼き付きました。

 素直に楽しめましたね。今度は、日比谷の宝塚劇場も、行ってみましょう。

ダルビッシュ有の言葉

 アメリカのワールドシリーズで、アストロズのユリエスキ・グリエル選手が、ドジャースのダルビッシュ有投手からソロホームランを放った後、ダクアウトで両眼尻を引っ張り上げた行為が、アジア系の人々を侮蔑する人種差別的行いだと問題になりました。

 それを受けてダルビッシュ有投手は、「自分は客観的に見ると、アジアの人だけじゃなくて、色んな人種の人に対して区別するようなことをするというのは、やっぱりよくないことだとはもちろん思う」とし、「ああいうことをパブリックの場でしてしまっている以上は、MLBとかもそれなりのちゃんとした処置をしなければいけないと思う」と言っています。 
 
 その一方で、「でも、自分自身としては、みんなが完全な人間はいないので、彼もそうでしょうし、僕もそうでしょうし、ここにいるみんなもそうでしょうから、それも彼の中での1つのミスであって、色んな人がこのことから学べると思う。人類として学んで、人類として1つ前にいけるステップになれば、ただのミスで終わらないんじゃないかと思う」とも話しています。
 
 この談話は、ダルビッシュ有の男を大いに上げました。高い見地からの、寛容で寛大な素晴らしい発言です。立派です。
 
 しかしながら、日本のプロ野球で同じような出来事があった時、ダルビッシュ有はこのような発言を果たしてしたでしょうか。ダルビッシュは、イランと日本の所謂ハーフですが、国籍はれっきとした日本人です。
 
 そんな日本人であるダルビッシュが、アメリカではあのような素晴らしい発言ができて、日本ではおそらくはしない。これは、アメリカと日本の文化の違いなのでしょう。
たぶん日本で同じことを言ったら、立派だとは言われる一方で、“随分と上から目線なのね、なに偉ぶっちゃってんの。”くらいなことは、言われそうです。特にSNSでは、炎上騒ぎになってしまうでしょうね。

 “良いことは良い”と、素直に称賛できるアメリカは、素敵だと思います。

 そこいくと日本人は、照れかなのか、恥の文化なのか、どうも大上段からストレートに正論を吐く人には、やっかみ半分で茶化してしまう風潮があるようです。

 そういう部分は、アメリカと見習った方が良いかもしれません。奥ゆかしさを残しつつ、称賛すべきは称賛する。そんな文化でありたいですね。

絶望の党

 衆議院選挙が終わり、自民圧勝、希望の党惨敗という結果になりました。希望の党は、政権も取っていない小池さんの驕りの露出が、早すぎたのが敗因でしょう。「排除します」という強い言葉は、日本人にはむかないのです。自民は正に漁夫の利、敵失で勝ったようなものです。

 アントニオ猪木さんが選挙中に口ずさんでいたという、“どんぐりころころ”の完全版を作ってみました。

 民進 ころころ 党変わり
 小池にはまって さあ たいへん
 枝野が 出てって 割れちゃった
 前原 後悔 もう遅い
 ♪どんぐりころころのメロディで♬

 どうです、中々に上手いでしょう。選挙中に作っていたのですが、選挙違反と言われても嫌なので今日発表しました。ところで、元民進の希望の党の代議士さん達は、首班指名は誰に入れるのでしょう。党議拘束は、かけるのかな。前原代表は、辞任すると言っていますし。誰にするにしても、何だか不思議な感じは残るでしょうね。

 私は常々思っていたのですが、小池代表と若狭氏って、サディスティックな女主人に仕える、気の弱いマゾヒストの執事というような間柄に見えてなりません。

 NHKの討論会で若狭氏が、「政権を取るのは次の次」なんて口走った後は、大変だったでしょうね。小池代表に呼び出された若狭氏は、鞭打ち100回くらいでは済まなかったのではないでしょうか。若狭氏のスーツの下には、鞭で打たれた背中のみみず腫れの跡が、隠されているのでしょう。

 そんな若狭氏も、落選後のインタビューでは、「小池代表の“排除”という発言から潮目が変わったことが、敗因だと思う」と、弱弱しく語っていました。

 虐げられ続けてきた下僕の、せめてもの抗いだったのでしょう。

 小池さんの人生にとっては、若狭氏なんていてもいなくてもどうでもいい存在だったのでしょが、若狭氏にとっては、小池さんに出会ってしまったことが、人生を大きく変えることになってしまったのは、間違いのないことだと思います。

 でも、希望の党が政権を取るなんてことにならなくて、本当に良かった。今の都議会のようなことに国会がなってしまったら、一大事です。

 国民は、正しい選択をしました。これも、間違いのないことだと思います。

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